備蓄米、コンビニで販売開始 小泉農相「感謝の気持ちでいっぱい」
ファミリーマートとローソンは5日、随意契約による備蓄米の販売を始めた。ファミマの店舗を視察した小泉進次郎農相は記者団に「感謝の気持ちでいっぱい。コンビニのこのスピード感。2週間程度で全国の店舗に展開していくということで、面的な備蓄米の展開につながるのではないか」と期待を寄せた。
東京、大阪の各10店舗での販売を始めるファミマの東京都港区の店舗では1キロ388円(税込み)の備蓄米約30袋を店頭に並べた。ファミマの細見研介社長は「量は決して多くはないが、全国に1キロのお米が行き渡る。コンビニは1社がやると競争原理が働き、あっという間に全国5万店に並び、大きな効果が見込まれる」と意義を語った。細見氏はファミマで販売している国産の銘柄米を値下げするキャンペーンも始める考えを明らかにした。
一方、ローソンは1キロ389円(同)、2キロ756円(同)の販売を東京と大阪の各5店舗でスタート。東京都品川区の店舗では午前6時半ごろ、従業員が1キロと2キロの備蓄米各10袋をレジカウンターの横に陳列した。2キロの備蓄米を購入した男性客(58)は「1日4合食べる子どもがいるので、安くてすごく助かる。匂いや食感など、食べて確かめたい」と話した。別の女性客(53)は「備蓄米が買えてとてもラッキーだった。今から会社に行くので、みんなに見せたい」と笑顔だった。
コンビニ各社は、中小のスーパーや米穀店向けの備蓄米に申請し契約を締結。ファミマが1000トン、ローソンとセブン―イレブン・ジャパンが500トンずつ調達し、順次、全国での販売を計画している。【佐久間一輝、鴨田玲奈】
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