北海道に本社移転の企業、3年連続増加 「札幌圏」への関心高く

2026/07/26 08:45 

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 東京商工リサーチ北海道支社によると、2025年度に本社を道外から道内へ移した企業は279社に上る。道内から道外に拠点を移した企業171社を差し引くと108社増加したことになる。転入した企業数は23年度から3年連続で増加した。

 調査によると、23年度の道内への転入は207社、24年度は254社だった。25年度までの3年度の転入企業の8割以上は資本金1000万円未満の企業などで、中小企業の移転が多いとみられる。

 全国の25年度の増減は、東京都1238社減▽大阪府476社減▽福岡県90社減――と大都市を抱える都府県で減少が目立った。支社の担当者は「物価高で賃貸料などの固定費の負担が増し、利便性と比較的安価な賃貸料を兼ね備えた札幌圏への注目が高まっているのではないか」と分析する。

 札幌市内でレンタルオフィスビルを運営する「スカイオフィス」には首都圏や各地方の主要都市にある企業から本社移転の問い合わせが多いといい、運営会社は施設の開設や増床に取り組んでいる。

 25年は新たに2棟を開設し、稼働中のビルは計17棟となった。施設運営に携わる小坂憲史さん(39)によると、顧客からは「賃料などの固定費が安く抑えられる」「法人登記やオフィス機能を低コストで整備できる」などと好評という。【和田幸栞】

毎日新聞

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