太平洋クロマグロ漁獲枠拡大で合意 国際会議で全会一致

2026/08/18 15:42 

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 太平洋クロマグロの資源管理を議論する国際会議が18日、オンラインで開かれた。日本は7月の会議で、30キロ以上の大型魚の漁獲枠を約25%拡大する調整案の採択をめざして臨んでいたが、メキシコの反対で合意できなかった。この日の会議でも日本は漁獲枠の拡大を提案し、全会一致で合意した。

 クロマグロは乱獲後の規制により、近年は資源量が回復したとされる。一方、国内では漁獲枠に達したために、取れたマグロを放流せざるを得ない例が多発しており、漁師らから漁獲枠の拡大を求める声が相次いでいた。

 7月の会議を受け、山下雄平副農相は同じ月の下旬、メキシコに渡って同国の関係閣僚らと協議した。その結果、メキシコ側は日本の調整案に理解を示して支持を表明したという。

 国際会議では、全会一致で合意することが原則。回復した資源量に応じて、自動的に漁獲枠を増やせる新たな管理方式への移行がテーマとなっていた。

 クロマグロは本マグロとも呼ばれ、高級すしのネタとしても人気が高い。かつての乱獲の影響で、2010年に親魚の漁獲量は最低水準となる約1・2万トンまで落ち込んだ。

 資源管理が15年から国際的に厳しくなった結果、21年の資源量は国際的な目標としていた約12・5万トンに回復した。その結果、この年から段階的に漁獲枠が増えていた。【鶴見泰寿】

毎日新聞

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