Travis Japan松倉海斗、連ドラ初主演は「日々勉強」 メンバーの支えに感謝、松田元…
『トーキョーカモフラージュアワー』に主演する松倉海斗(Travis Japan) (C)ABC
【写真】裸でベッドから起き上がる松倉海斗
同作は『ヤングキング』(少年画報社)で連載中の漫画家・松本千秋氏による同名コミックを、芸人・ヒコロヒーの脚本で実写化。生まれも育ちも山形県の色白イケメン男子・宇都宮宏人(松倉)は「東京に出れば、何かが変わる」という想いで、東京暮らしをスタートさせ、BARで出会った都会感あふれる年上女子とのまさかのワンナイト。本音と理性のはざまで揺れる、東京在住のこじらせ男女たちと出会うことになる。
――連続ドラマ初主演のオファーを聞いた時のお話からお聞かせください。
とにかくめちゃくちゃうれしかったです!ワールドツアー(世界6都市をめぐったグループ初となるワールドツアー「Travis Japan World Tour 2024 Road to A」)でニューヨークにいるときに、『トーキョーカモフラージュアワー』主演のお話をうかがって。ちょうど、ホテルの部屋でメンバーと一緒にいた時で、「おめでとう!」って言ってくれたのもうれしかったですね。松田元太からは「かましてこい!」って言われました(笑)。
年末はドラマの撮影と『Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual』のリハーサルも真っただ中で。コンサートのリハーサルにどうしても参加できないこともあったんですが、メンバーが「こっちのことは気にしないでいいから、全力でドラマを楽しんで頑張っておいで!」って送り出してくれて。メンバーの心強さと温もりを感じられた年末年始でした。
――初主演の撮影現場はいかがですか?
本格的に連続ドラマへ出演するのは初めてですし日々勉強です。主演という責任を持ちつつも、スタッフさんも共演のみなさんも本当に温かいチームで。いい意味で主演っていうことを意識しないで撮影に臨ませていただいています。
――宏人役はどのように演じていらっしゃいますか?
山形から東京に上京してきて、自分のことをカモフラージュしながら東京になじんでいくのですが、つい見栄を張っちゃう部分は素直に表情や言葉に出ちゃう人なんだなと感じていて。その隠しきれない不器用さをナチュラルに演じられればと考えています。
監督やヒコロヒーさんとお話していると、東京でのリアルな日常の断片を自然体で表現することを意識されていて。僕自身も演じるにあたっては、原作の雰囲気やイメージを大切に、なおかつ自分が演じるからこそのエッセンスを宏人に込めながら挑んでいます。
――演じる宏人と似ている部分ってありますか?
カモフラージュしきれない不器用で素直な感じというのは、もしかしたら自分にもあるのかなって思います(笑)。ただ、ストーリーが進んでいく中で、曽根ちゃんのことや会社のこと…上京した宏人が東京での暮らしの中で人間味が深まっていくので、“宏人だったらこう思うだろうな”っていう部分に、自分の思いを寄せながら演じています。
――共演者のみなさんの印象についてお聞かせください。
曽根ちゃん役の片山友希さんは、最初にお会いしたときから、曽根ちゃんの雰囲気をまとっていて、でもお芝居はすごくナチュラルで『トーキョーカモフラージュアワー』という世界観のトーン、温度感にすごくマッチしているんです。共演していく中で感情を動かされるような感覚もあって…片山さん演じる曽根ちゃんに僕自身の宏人を引き出されていくという感じです。
目黒ちゃん役の樋口日奈さんは、共演シーンが少ないのですが、第2話のタクシーでのシーンが印象的でした。全力で目黒ちゃん役を演じているのが伝わってきて、僕も頑張らなきゃ!って感じました。
バーテンダー亮くん役の松本怜生さんは、休憩中もカクテルを作るときのマドラーの使い方を練習していて。あとマジックも練習しているんですよ。それがめちゃ上手くて!きめ細やかな役づくりがすごいです。
野田先輩役の新山さんと馬場くん役・大倉(空人)くんとは共演シーンも多くて、休憩時間もずっとお話しています。劇中で上京した宏人が東京の職場で溶け込んでいくような感じでもあります
――いよいよ放送直前ですが、第1話での宏人の印象的なセリフは?
そうですね…「もっかい、したい」ですね。ティザーで公開されたシーンということもあって、ファンのみなさんからも多くの反響をいただいたりもしたので印象に残っています(笑)。
――確かに印象的でした(笑)。
絶対に言わないセリフですよね(照笑)。だけど、そうした部分は宏人の愛らしさかなって。
――原作の面白さとヒコロヒーさんの脚本による会話劇の妙もまた見どころです。
はい。いろんな人が共感できるようなリアルな日常を、ちょっとのぞいているような感覚で観ていただけると思うんです。ヒコロヒーさんの書かれるクスっと笑えるような、それでいて共感できるセリフやエッセンスが随所にちりばめられていて、各話のラストシーンも面白い終わり方になっているので、毎週最後まで楽しんでいただけたらなって思います。
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