政府は１５日、米ロサンゼルスや周辺で続く山火事の被害が広がっていることを受けて、米赤十字社を通じて２００万ドル（約３億１６００万円）を支援することを決めた。林芳正官房長官が同日午前の記者会見で明らかにした。支援の具体的な実施時期などは調整中。

　林氏は「今回決定した支援を通じ、被災者の安全な避難場所、食料や被災者への精神的なサポートの提供など、現地のニーズを踏まえた支援活動が行われる予定」と説明した上で、「我が国は被災者の救援や被災地の一日も早い復興に向け、積極的に支援を行っていく」と継続的な支援を約束した。【鈴木悟】