勝敗問わずラグビー楽しもう 仲間づくり目指し小6男女70人で大会
人数不足でラグビーの試合が組めない選手の環境作りや、大会での順位付けをせずに、仲間意識の向上や思い出作りなどを目的とした取り組みを、福岡県の北九州ラグビー協会が続けている。
「全員でパスをつないでトライを取ろう」。グラウンドに入る前に児童らは、互いに声を掛け合って挑んだ。
「ノーサイドゲームやろうぜ!」と名付けられた大会で、2023年から始まり今回で3回目。24年12月22日に北九州市の新門司球技場で開かれた大会には、北九州地区七つのラグビースクールから小学6年生の男女約70人が参加した。
大会を開くきっかけは、競技人口の減少と、指導者の勝利至上主義を考え直してもらうことにある。
福岡県ラグビー協会によると、全国高校ラグビー大会福岡県予選に出場したチーム数は昨秋で34と、15年前と比べて11チーム減るなど、高校生での競技人口は減少している。競技をやめる理由に、勝利を優先することで試合に出られず、指導者からの叱責もあったという。
大会では所属するチーム以外の選手と即席でチームを結成。同じ色のTシャツを着て試合をし、順位付けはしない方式を採用した。
ヤングベアーズの高倉想介さん(12)は「普段のチームでは人数不足で同学年では試合が組めない。仲間と協力することの大切さを学んだ」と話し、中鶴少年ラグビークラブの前田悠馬さん(12)は「ミスをしても周りが励ましてくれるのがうれしかった。中学でもラグビーを続ける」と笑顔を見せた。【林大樹】
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