『相棒23』最終回SP、シリーズ初出演の実力派キャスト集結 4年ぶり登場のキャラクターも

2025/02/26 22:00 

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『相棒 season23』最終回SPより(C)テレビ朝日

 俳優の水谷豊と寺脇康文がタッグを組むテレビ朝日系連続ドラマ『相棒 season23』(毎週水曜 後9:00 ※2クール)が、3月5日・12日の2週連続で最終回スペシャル『怪物と聖剣』を放送する。最終回では、闇バイト強盗事件を発端に、政財界を巻き込む巨大な闇が浮かび上がる。毎熊克哉、片桐仁、平山祐介、愛希れいから実力派キャストがシリーズ初出演する。

【写真】『相棒23』最終回SPに出演する実力派俳優たち

 『最終回スペシャル』では、年々、被害が増大する“匿名流動型犯罪グループ”、いわゆる“トクリュウ”に対する大規模な捜査本部が立ち上がったところから幕を開ける。例にもれず駆り出された特命係の杉下右京(水谷)と亀山薫(寺脇)は、東京の西エリアに位置する“武蔵多摩川市”の住宅街で起きた事件を担当することに。

 この地区ではわずか2ヶ月の間に4件の住居侵入および強盗事件が発生していたが、捜査をはじめた右京は4件目の事件に違和感を覚える。被害を受けたのは東京都議会議員・橋迫倫子(愛希)の自宅で、2人組の犯人は倫子の小学生の娘の帰宅時を狙って家に押し入り、少女を拘束。その後、なぜか深夜まで室内に居座る、という不可解な動きをしていた。金品をあさった形跡もないばかりか、犯人たちが室内をスプレーで真っ黒に汚していたことも、ほかの3件とは明らかに異なっていた。

 少女の母でもある倫子はその日、都心のホテルに宿泊しており無事だったが、彼女は目下、ある内部文書をきっかけに都の税金の不正流出疑惑の調査に打ち込んでいたことが判明。もしや事件は、彼女の調査を阻む者が闇バイト強盗に見せかけて脅迫するために起こしたのか。捜査をはじめた特命係の前に立ちはだかるのは、不気味さをたたえる謎の男たちや、野心家の都知事、そして利権に群がる政財官の魑魅魍魎。やがて、事件は思いもよらぬ連鎖を見せ、さらなる闇へと突入していく。

 真実を追う右京に近づく正体不明の男・浦神鹿(うら・しんろく)を演じるのは、昨年、大河ドラマ『光る君へ』(NHK)のオリジナルキャラクター・直秀役で大きな注目を浴びた毎熊。そして東京都知事・一岡光(いちおか・こう)を片桐が演じる。

 事件の鍵を握る不気味な男・木原健二役に平山、正義感を胸に不正を追及するシングルマザーで、家族が事件の被害者となる都議・橋本倫子役には、大河ドラマ『べらぼう』(NHK)で鮮烈な印象を残した愛希が演じる。

 シリーズのレギュラーメンバーも勢揃いし、杉本哲太(警視庁副総監・衣笠藤治)、仲間由紀恵(内閣情報調査室トップ・社美彌子)、神保悟志(警務部首席監察官・大河内春樹)らが登場。さらに、内田裕也演じる元検事の記者・黒崎健太が『season19』第5話(2020年11月放送)以来の登場を果たす。

 『相棒 season23』は、闇の奥深くに潜む“悪の怪物”を暴くことができるのか?右京と薫の活躍が描かれる最終回スペシャル『怪物と聖剣』は、3月5日と12日の夜9時から放送。これまでにない緊迫感と衝撃の展開を見逃すな。
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