『バニラな毎日』最終話、白井と佐渡谷の関係に号泣「素敵な関係」「バニラに花言葉があるなんて…

2025/03/13 23:30 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

夜ドラ『バニラな毎日』第32話より(C)NHK

 俳優の蓮佛美沙子が主演を務めるNHK夜ドラ『バニラな毎日』(総合、月~木 後10:45ほか)の第32話(最終話)が、13日に放送された。以下、ネタバレを含みます。

【場面カット】一体なにが…1人厨房でたたずむ白井

 原作は賀十つばさ氏の同名小説。こだわりの洋菓子店の経営がうまくいかず、店を閉めることになった白井葵(蓮佛)。そこに現れたクセの強い料理研究家・佐渡谷真奈美(永作博美)から持ちかけられたのは、「お菓子教室」。大阪の小さな洋菓子店の厨房で開かれるお菓子教室にやってくる、さまざまな生徒とのふれ合いを描く。五感を刺激するお菓子の魔法が、孤独な人たちの心の渇きを癒やすスイーツ・ヒューマンドラマとなっている。

 佐渡谷とフランス人パティシエのヴィクトー(マッシモ・ビオンディ)の結婚パーティーを自分の店で、秋山静(木戸大聖)、順子(土居志央梨)、優美(伊藤修子)、結杏(和合由依)、結杏の母(中島ひろ子)をはじめ、お菓子教室の仲間とともに開いた白井。パーティー終了後、白井は、長年わだかまりを抱えてきた母親(筒井真理子)を訪ねた。

 白井は、母親との距離を生んだ過去の記憶に関わる「ホットケーキ」を作る。白井のホットケーキを食べた母親と、本音をぶつけ合い、わだかまりが解けていった。その後、1日の営業を終えた店の中で白井と静が、フランスに旅立った佐渡谷のことを思い返していた。

 日本に残る意思を示していた佐渡谷だったが、白井は「やりたいことがあるからもう一度フランスに行こうと思ったんじゃないんですか?私をだしに使うんですか」と発破をかける。「怖いのかもね。夢にもう一度挑戦することが」と不安を口にしつつも、「負けてられへん。やったる。あなたみたいに。私のルセットで人を笑顔にしたい。ぶちかましてくるわ!」と渡仏の決意を固めた。

 二人だけの厨房で、かつて自分がしてもらったように、佐渡谷の顔に手を当てて「佐渡谷さんには私がいる。何があっても大丈夫だから」と背中を押す白井。白井は「バニラの花言葉、知ってますか?永久不滅です。私たちの関係は永久不滅」と語り、佐渡谷と涙を流しながら抱き合い別れを惜しんだ。

 そして、最後のシーン。「いらっしゃいませ」と笑顔で訪れた人を迎えた。

 佐渡谷と白井のシーンに「年の離れた心友いいなぁ!!」「素敵な関係になったね」「白井さんと佐渡谷さんの関係は、永久不滅!バニラ…!!」「バニラに花言葉があるなんて!」といったコメントが寄せられた。また放送の途中から「もう号泣 花粉症で目が痛いのに」「もおーダメだ 涙止まらん」など号泣したという視聴者が続出。そして放送後には「早くもロス」「続編求む!!」といった最終話を惜しむ声や続編を期待する声が集まった。
ORICON NEWS

エンタメ