松田聖子、デビュー45周年記念楽曲「Stardust」配信スタート 松任谷由実と10年ぶり…

シングル「Stardust」をリリースした松田聖子

【動画】松田聖子×松任谷由実の注目曲「Stardust」ミュージックビデオ
「Stardust」は、ジャズのスタンダードナンバーとして知られる同名曲に、松任谷が日本語訳詞を施したカバー楽曲。松任谷は「今の彼女の心情を自然に重ねられるような、この先ずっと愛し、傍らに置けるようなナンバーを提供できたら」と想いを語っている。
松田はこの楽曲について、「尊敬する松任谷由実さんから、また大きな宝物をいただいたような気持ちです」と感謝を述べ、「今まで歌ってきて本当に良かった」と、45年間の歩みを振り返った。
あわせて公開されたミュージックビデオは、松田本人がプロデュースを担当。星屑きらめく宵の空、バルコニーにそよぐバラ、そして白い衣装に身を包んだ姿が、幻想的で詩的な映像世界を構成している。松任谷が訳詞に込めた情感と、松田の表情がシンクロする演出が印象的で、楽曲とともに深い余韻を残す作品に仕上がっている。
松任谷は「歌手の運命は100%、その声質で決まる。素晴らしくメルティーで爽やかな歌声の持ち主」と松田を評し、「私の音楽人生は、松田聖子に出会えて本当に良かった」と祝福のメッセージを送っている。
また、松田はデビュー記念日の4月1日に、槇原敬之が書き下ろした新曲「Shapes Of Happiness」を配信リリースした。6月4日には、これらの楽曲を含む45周年記念オールタイムベストアルバム『永遠のアイドル、永遠の青春、松田聖子。 〜45th Anniversary 究極オールタイムベスト〜』が発売される。
さらに、LP2枚組とオリジナルデザインのポータブルレコードプレイヤーがセットになった「45周年限定プレミアムセット」もUNIVERSAL MUSIC STOREにて予約受付中。商品は2025年12月の発送を予定している。
■松任谷由実コメント
私は聖子さんを喜ばせたかった。
勝手な想像だとしても、今の彼女の心情を自然に重ねられるような、この先ずっと愛し、傍らに置けるようなナンバーを提供できたらうれしいと思った。
80年代初頭、初めて松本隆さんから曲のオファーがあった時、あの頃私は"アイドル"というものが大嫌いで、仮想敵国のように思っていた、にもかかわらず、スーパーアイドル松田聖子への興味が勝って引き受けることにした。そして気づけば、作曲家=呉田軽穂としてずいぶん多くの楽曲に携わることになった。
彼女はどんなグルーヴも世界観もすぐに自分のものにしてしまうので、私はいつもスタジオで、複雑な小癪な気持ちにさせられた(それが松本さんのねらいでもあったのだろう)。
でも「SWEET MEMORIES」を聴いたときには、あまりにも好くて、自分が関わっていない事をとても残念に思ったのを覚えている。
当時は相当攻めたつもりの曲でも、松田聖子の表現力と人気は必ずナンバー1ヒットにさせ、それらは日本人の耳を裾野から耕して行った。まもなく登場して来るシティーポップ群に直接的な影響を及ぼしたのは確かである。
カルチャーとしての影響力も絶大だった。ヘアスタイル、発言、恋愛。それだけに松田聖子が受けた世間からの風圧は凄まじいものだった。(後に私も体験することになる風圧、でも彼女が受けたそれには遠く及ばない)。彼女が打たれ、立ち上がろうとする姿は、理不尽な思いをしたことのある人たちにとって、どれほど大きな力になっただろう。今なお強い支持を集める理由のひとつ。そして、このSNSの時代には決して現れ得ない存在だと思う。
"アイドル"を真に貫いてステージに立ち続けて来たのは、松田聖子の他にはいない。"アーティスト"を自称して時々出てくる方がずっと楽なのだ。私は、同じショウビズに身をおくものとして、あるときから彼女に深いシンパシーを抱くようになった。
誤解があっても、ブランクがあっても、激烈なシーンを共に戦った戦友。痛みも喜びも、数々のスタンダードナンバーとなって、今日も日本のどこかで聞かれ、歌われている。
Stardustは、遠く離れた愛する誰かを想う歌。
きっと聖子さんに合うと思って、少し前から日本語に訳してみた。
歌手の運命は100%、その声質で決まる。
素晴らしくメルティーで爽やかな歌声の持ち主。
聖子さんは、聖子さんの運命を生きるしかない。
私の音楽人生は、松田聖子に出会えて本当に良かった。
デビュー45周年、心からおめでとうございます!
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