JO1豆原一成、始球式でノーバン&96キロの快挙「映画公開に向けて良い弾みに」 背番号は1…

2025/05/14 20:24 

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広島東洋カープ VS 読売ジャイアンツ 始球式に登場したJO1・豆原一成

 11人組グローバルボーイズグループ・JO1の豆原一成が、14日に広島・マツダスタジアムで行われたプロ野球「広島東洋カープvs読売ジャイアンツ」の始球式を務めた。

【写真】お疲れ様!球団マスコットとハグする豆原一成

 豆原は、広島を舞台に不良たちの熱き青春を描き、時代を超えて愛され続ける田中宏氏による不朽の名作漫画『BADBOYS』の実写映画化作品『BADBOYS -THE MOVIE-』(5月30日公開)で主演を務める。映画では「極楽蝶」八代目トップ・桐木司を演じる豆原が、ゆかりの地・広島のマウンドに立った。

 豆原は「極楽蝶」の長ラン特攻服をまとって登場。特攻服を脱ぐと、その下には自身が所属するJO1のメンバーの人数でもある、背番号「11」とネーム「BADBOYS」が記された広島東洋カープの特性ユニフォームを着用していた。JO1が担当する『BADBOYS -THE MOVIE-』の主題歌「Be brave!」も響く中、会場の観客からは「まめー」と大歓声が湧き起こった。

 球場全体が一気に『BADBOYS』ムードに染まる中、豆原は緊張しきった表情ながらも、手振りや笑顔を振りまきながらマウンドへ。始球式に向かう直前には「緊張していますが、極楽蝶の特攻服も着ていますし、桐木司としても気合い入れていきます!」と語ったように、栄えある始球式への思いがうかがえた。

 豆原の始球式登場は、2024年4月の甲子園球場での「阪神タイガース読売ジャイアンツ」以来。映画のプロモーションとしては初となり、元高校球児としての譲れないプライドを胸に真剣な表情を見せた。声援が送られる中、誰よりもまっすぐで一本気な「極楽蝶」のトップが、駆けつけた観客の期待に応えるため、映画のヒットのため、熱い魂を込めた剛腕を披露。ノーバウンドで96キロをマークした球は、キャッチャーミットへ投げ込まれ、豆原もガッツポーズを決めた。

 きれいな投球に会場全体からもどよめきとともに惜しみない拍手が送られ、豆原が、バッター、キャッチャー、駆けつけた観客に向かって深々と頭を下げて感謝の意を示し、最後には、球団のマスコット・スラィリーと熱い抱擁を交わし、マウンドを後にした。

 始球式後の囲み取材では「プレッシャーを感じていて、ちょっとコントロールが逸れてしまいましたが、皆さまが温かく見守ってくださったので、自分らしく投げられたかなと思います!点数は75点といったところですね(笑)」とコメント。「11の背番号を背負っていたので、メンバー全員で着た気持ちで投げました。映画公開に向けて良い弾みになるとうれしいです!」と、自身のピッチングを振り返りながら、清々しさあふれる笑顔を見せていた。
ORICON NEWS

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