山田裕貴、元プロ野球選手の父・和利さんの死去をラジオで語る「本当によく頑張った」 家族共演…

山田裕貴(C)ORICON NewS inc.

【写真】4年前からがんで闘病…ほほ笑む生前の和利さん
同ラジオに家族で出演したこともあることから、山田は「父が亡くなっちゃいまして。本当に、あのラジオがいい思い出になったんですよ。4年前くらいから、がんを患いまして。本当に仲間内の方にも言ってなかったんですね。本当に僕も『危ない時は…』ということで、マネージャーさんとかには言っていたんですけど」と振り返った。
続けて「亡くなってからの報告にはなっちゃったけど、ちゃんと伝えなと思って、SNSで伝えたんですけど。いろんな球団の方とか、山本昌さんもXでポストしてくださっていました。オヤジは、本当に言わんくてよかったんかっていう。本人の気持ちは難しいけど。これはご挨拶せなあかんと思って。みなさまと感謝と、こういうご報告になってしまったことのお詫びということで」と公表した理由を明かした。
4年前の出来事にも触れ「2021年に、僕が今年の顔を取った年があったんですよ。僕にとって、ものすごく喜ばしい日だったんですけど、その日にオヤジから電話がかかってきて。『お前が今年の顔を取った日に申し訳ないんだが、プロ野球の世界を退けかんといけんくなった』と。コーチの任を降りないといけなくなったと聞きまして。そうだった、この世界は厳しい世界だったと思いながら。オヤジは不本意だったと思うけど、託されたというか、オレは頑張らないとって思った」と話していった。
さらに「そこで緊張の糸が解けたのか、今まで超タフで、ケガとかはあったんですけど、バクバク食べるわ、元気な人だったんですけど。野球の肩の荷が下りたのか、初めてちゃんと病院に検査しに行ったら、がんが見つかって。その時に、余命半年から1年って言われていたんです。そこから本当によく頑張ったと思う」と語っていった。
その上で「覚悟は何回かできて、自分の中ではしっかりせなと思っていたんですけど。だから、本当にこんなこと言ったらなんですけど、このラジオで思い出を作りたかったんです。オレはなんて言葉をかけたらいいかわからなくて。オヤジがどういった思いで野球をやめて、それでも働いていたんですよ。オレもありがたいことに、めちゃくちゃ忙しくなっていて」と回顧。
続けて「頑張らなきゃがすごく…自分がきょうのことだけ頑張らなきゃ、前のことは振り返ってられないっていう日々に。たまの連絡とかになっちゃっていたから、去年家族でラジオできませんかって話をした時に。その時もオヤジは来てくれるかなって。そういうのでしゃべりたがらないオヤジだったんですけど、ものの見事におしゃべりしていましたね(笑)。リスナーのみなさん、本当にありがとうございます!あそこから、会話が増えたんですよ」とかみしめるように話していた。
亡くなる直前の様子にも触れ「8月11日に会った時、めっちゃ最期の顔をしていたんですよ。オレ、それがすっげー嫌で。心の中で、いやそんな顔すんなよって思いながら。オカンと嫁ちゃんとしゃべっているオレを、ずっと目に焼き付けるように見ていたんですよ。帰る時に、玄関まで頑張って歩いてきて。オレは最期が嫌だったから、ハグもせず『またな!』って強く言ったんですよ。その5日後に、オカンから連絡がきて、ちょっとヤバいかもしれないと。泣きながら、ちょっと初めて言いますけど、きょうのお仕事なんとかならないですかとお願いして」と語っていった。
そして「みんながそろったのを待つかのように(亡くなった)。ちゃんとみんなで看取れたので、本当によかったなと思って。その時は、看取った瞬間は、父の母、父の兄ちゃんも来ていて。みんなそろって。みんなもう泣いているけど、なんかオレは、こういう感情になるんだなって。言い表せない感情になりながら」と口にした。
和利さんは、1965年6月3日生まれ、愛知県出身。東邦高校から83年ドラフト4位で中日ドラゴンズに入団。内外野守れるユーティリティープレイヤーとして活躍。91年に広島東洋カープへ移籍し、96年に中日ドラゴンズに復帰するも、そのオフに引退。以降両チームで打撃コーチ、守備・走塁コーチなどを務めた。プロ通算227安打、22本塁打、102打点。
番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
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