“K-POPボーイズグループ最速”で東京ドーム3Daysに挑むRIIZE 第5世代トップラ…

2026/02/19 12:46 

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K-POPボーイズグループ最速で東京ドーム3Daysを行うRIIZE(左から)ソンチャン、ソヒ、ウォンビン、アントン、ウンソク、ショウタロウ

 東方神起、SHINee、EXO、NCTといったスター集団を擁するSMエンタテインメントの新進気鋭グループ・RIIZE(ライズ)が、2月21日~23日の3日間、K-POPボーイズグループ史上最速で東京ドームの大舞台に立つ。2023年9月のデビューから2年5ヶ月という異例のスピードで駆け上がってきたRIIZEが、どのようにしてここまで支持を広げてきたのかを紐解いていく。

【写真】ショウタロウをはじめ、ビジュアル際立つメンバーソロカット

■異例のスピードで駆け上がったRIIZE、デビューからの軌跡

 RIIZEは、東方神起や少女時代、SHINeeなど名だたるアーティストたちを輩出してきた名門事務所・SMエンタテインメントから次世代のエースグループとして2023年に誕生した。「Rise(成長する)」+「Realize(実現する)」という意味の英単語を掛け合わせ、「ともに成長し、夢を実現して進むチーム」を意味する「RIIZE」と付けられた。

 日常の感情を音楽に落とし込む「エモーショナルポップ」という独自のサウンドコンセプトを掲げ、2023年9月4日に1stシングル「Get A Guitar」でデビュー。明るくキャッチーなギターリフと、ギターを弾くような振り付けと高難度ダンスが共存するタイトル曲「Get A Guitar」が話題となり、韓国ではデビュー初週に101万枚をセールスし、いきなりミリオンを達成した。オーディション番組出身グループ以外で、デビューアルバム初動ミリオンを記録するのはK-POP史上初という記録を打ち立て、この時点ですでに、“新人らしさ”よりも“即戦力感”を強く印象づけた。

 2023年に韓国で新人賞4冠を含む8つの賞を受賞したほか、デビュー3ヶ月でルイ・ヴィトンのハウスアンバサダーに抜擢されるなど広告・ファッション界からも熱い視線が注がれた。また、2024年の年初には、米グラミー賞の公式サイトで発表された「2024年注目アーティスト25」にK-POPボーイズグループで唯一選ばれたRIIZEは「すでに“K-POP新時代のリーダー”の一つとして位置付けられている」と評されている。

 一躍、K-POPシーンのトップランナーに躍り出たRIIZEは、2024年5月から世界9都市を回る初めてのファンコンツアー『2024 RIIZE FAN-CON TOUR ’RIIZING DAY’』をスタート。日本での初単独公演は、同年5月11日・12日に東京・国立代々木競技場第一体育館で行われた。2日間計2万4000席に応募が殺到し、総応募数は50万超え。プレミアチケットを手に入れたファンに、RIIZEだからこそ踊りこなせる高難度のダンスパフォーマンスで魅了すると、9月5日に1st Japan Single「Lucky」で日本デビューすることをサプライズ発表した。

 日本デビューに向けては、初の日本ツアーをホール会場(日本全国9都市15公演)で開催した。アリーナ会場の代々木第一体育館公演でさえ「まったくチケットが取れない!」とファンを嘆かせ、すぐにでもアリーナツアーができる勢いがあるにもかかわらず、デビュー前最初で最後の日本ツアーをあえて、ファンとの距離感の近さを大切にしたホールで実施した。指先、足先まで揃えるダンススキルや、ダイナミックなパフォーマンス、歌唱力の高さを至近距離で堪能したファンは大熱狂。トーク&ゲームでは、メンバーの人柄やメンバー同士の仲の良さ、ファンを大切にする気持ちや、さらなる高みを目指す想いがダイレクトに伝わり、ファンとの絆を醸成していった。ツアー期間中の約1ヶ月間は日本に滞在し、メディア・イベント出演など日本活動に注力。日本でのファンベースも拡大、強固なものにしていった。

 2024年6月(日本は7月)にリリースした1stミニアルバム『RIIZING』は、韓国で発売から4日間で100万枚を突破し、2作連続ミリオンセラーの快挙を達成。日本でも輸入盤がオリコン週間アルバムランキング1位を獲得した。こうして迎えた日本デビューシングル「Lucky」(2024年9月5日発売)は24/9/16付オリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得。翌24/9/23付でも2位となり、2週連続TOP3入りを果たした。最新26/2/16付現在、累積売上34.1万枚、CDにデジタルを含めた合算シングルランキングでは累積44.5万ポイントに伸ばしている。

 勢いはさらに加速し、2025年5月にリリースした1stアルバム『ODYSSEY』は、韓国で初週売179.7万枚をセールス。自己最高記録を更新するとともに、3作連続ミリオンを達成した。チケット争奪戦も過熱し、2025年7月からスタートした全世界22ヶ国・地域を回るワールドツアーの一環として開催された初の日本アリーナツアー『2025 RIIZE CONCERT TOUR [RIIZING LOUD] IN JAPAN』は、5都市11公演で約13.5万人を動員する盛況となった。

 このように一歩一歩階段をのぼって決定したのが、2026年2月21~23日の東京ドーム公演『2026 RIIZE CONCERT TOUR [RIIZING LOUD] Special Edition in TOKYO DOME』だ。デビューから2年5ヶ月での到達はK-POPボーイズグループ史上最速。デビュー→ミリオン→ホールツアー→日本デビュー→アリーナ→ドームという着実なステップアップとスピードの両立は、RIIZEがドーム公演を成立させられる“時代に選ばれたグループ”であることを雄弁に物語っている。

■個性が結集したメンバーを徹底紹介

 近年活発な活動を行っている韓国のグループは、“K-POP第5世代”と呼ばれている世代。第5世代とは、概ね2023年以降にデビューしたグループを指し、SNSやショート動画を前提とした発信力、初期段階からグローバル市場を見据えた戦略、そして完成度の高いパフォーマンスが特徴だ。

 前述したようにRIIZEは、デビューシングル「Get A Guitar」から、2024年の1stミニアルバム『RIIZING』、2025年の1stフルアルバム『ODYSSEY』と、デビューから3作連続でミリオンを達成。新人グループひしめくK-POP第5世代の中でも、傑出した実績を残してきた。これはコアファン層の厚さだけでなく、「Get A Guitar」、「Boom Boom Bass」の特徴的なダンスがTikTokで爆発的人気となったり、「Impossible」の高難度のダンスパフォーマンスが目を引くなど、彼らのパフォーマンスと音楽が一般層へスピードを伴って拡散、浸透した結果といえるだろう。

 トレンドを押さえつつ、長く聴ける普遍性を備えたRIIZEの音楽、そしてステージ上での一体感や観客を引き込む力は、第5世代の中でも突出している。現在進行形でシーンを牽引するグループだ。

 RIIZEの強みのひとつは、メンバーがそれぞれ違う方向で秀でながらも、ひとつの物語として調和していている点だ。メンバーそれぞれの個性を見てみよう。

◆ウォンビン
 RIIZEというグループを語るとき、まず目を奪われるのは、ウォンビンのビジュアルと存在感だ。鋭さと柔らかさを同時に宿したダンスは、音を弾くような身体の使い方、そしてステージ上での表情のコントロールと、どの瞬間を切り取っても絵になる。彼は、RIIZEの世界観を象徴する“アイコン”といえるだろう。また、新人賞を受賞したK-POPアワード「MMA 2023」では、10歳の頃から父親の影響で始めたというギターを生バンドと共に披露し、「Get A Guitar」のパフォーマンスにつなげたことも話題になったが、RIIZEの“音楽の匂い”を高めている要因のひとつが彼の存在だ。「アーティストにならなかったら、日本で寿司職人になるための修行をしていたかも……」と本人は話しているが、彼はなるべくしてアーティストになった人間だ。

◆ショウタロウ
 パフォーマンスで釘付けにされる……といえば、日本人メンバーのショウタロウだ。動きのひとつひとつが滑らか、かつ芯が通っていて、観客の視線を自然と引き寄せる。その動きはまるで、重力を無視するかのよう。特に音のニュアンスを拾う“音ハメ”の巧さは、K-POP界でもトップクラス。そのテクニックと表現力が相まった彼のダンスは、物語をみているかのようだ。孤高ともいうべくダンスセンスとは真逆のパーソナリティも彼の大きな魅力。いつもニコニコしていて輪の中心にいる。普段はふわっとしたかわいらしさがあるのに、ステージに立つと一瞬でプロの顔になる。このギャップが、またいい。RIIZEの中では最年長で、リーダーも務めている。常に自分をアップデートし続ける努力家の彼がリーダーだからこそ、RIIZEはこのスピードで成長できたのかもしれない。

◆ソンチャン
 ショウタロウと共にグループをまとめているのが、ソンチャンだ。メンバーたちを温かく見守る、精神的支柱といえる。ソンチャンはラッパーからキャリアをスタートさせたが、今はラップ、ボーカル、ダンスをこなすオールラウンダーに。努力で新しいポジションを確立した。高身長でスタイル抜群、顔立ちも洗練されていて、“マンチッナム(漫画から飛び出したような男)”と例えられるビジュアルは、ウォンビンとはまた違ったタイプのイケメン。発光するような“スターのオーラ”を持っている。誰に対しても優しく、よく笑うが、天然な一面があるのも愛されるゆえんだ。

◆ウンソク
 中低音ボイスで楽曲に深みを与えてくれるのが、ウンソクだ。練習生期間が約6年と長く、プレデビューチーム・SMROOKIESとしての活動経験も。実力と努力の積み重ねが、現在の安定したパフォーマンスにつながっている。前述のウォンビン、ソンチャンとはまた一味違った、クール系のイケメン。性格は非常に落ち着いており、物怖じしない。しかし静かに見えて、実は誰よりも個性が強く、独特のクセのあるユーモアを持ち合わせているところが、彼の沼ポイント。知れば知るほど魅力が増す人物といえる。

◆ソヒ
 RIIZEの音楽に“温度”を与えているのが、ソヒの歌声だ。透明感がありながら芯のある歌声は、彼の声が入るだけで曲が“RIIZEの色”に染まる。湿度の高いバラードが似合うボーカリストが多い韓国アーティストの中において、ソヒの歌声は、クリアで甘さもありながら、少しハスキーで深みのある高音域のミックスボイスが特徴。R&Bやポップスが似合う声質だ。また、歌だけでなく、ダンスパフォーマンスのレベルも高い。激しいパフォーマンスをしていても安定する歌声は、基礎体力と呼吸のコントロールがしっかりしできているからだろう。日本のアニメ『NARUTO -ナルト-』の大ファンで、ソヒの日本語の言い回しがアニメっぽいところもほほえましい。

◆アントン
 末っ子のアントンは、父親が韓国で知らない人はいないというほどの有名人、歌手・作曲家・音楽プロデューサーのイ・ユンサン。母は元俳優のシム・ヘジンという芸能人一家。幼少期をアメリカで育ち、水泳では全米ジュニア選手権で10位入賞の経歴を持つ。スポーツだけでなく小学3年からチェロを始め、その腕前を2023年11月に東京ドームで開催された韓国最大級のK-POP授賞式『2023 MAMA AWARDS』で、X JAPANのYOSHIKIとのコラボステージで披露したことも。コロナ禍でプールが閉鎖されたのを機に音楽の道を志し、父のいる韓国に渡り事務所のオーディションを受けた。ウォンビンと共に、より強く“音楽の匂い”がするメンバー。作曲やプロデュースにも感心が高く、グループの音楽性を深く支える存在として、今後さらに存在感を高めていきそうだ。

■日本オリジナルシングル「All of You」を携え、いざ東京ドームへ その先に見える未来

 個性が光るメンバーたちが集ったRIIZEが、日本デビュー曲「Lucky」以来、約1年5ヶ月ぶりとなる日本オリジナルシングル「All of You」を2月18日にリリースする。

 表題曲「All of You」は、パワフルなドラムビートに、エレクトロニック・サウンドとビッグバンドの要素が絶妙に調和したゴージャスなヒップホップ・ナンバー。相手のありのままの姿、どんな姿までも愛するという告白を込めた歌詞は、勢いのあるサウンドとは対照的な甘さがあり、楽曲の魅力を倍増させている。また、ティザー映像では、愛の天使・アントンが、愛に翻弄されるメンバーたちに“愛の指南”をするコミカルな姿が描かれたユニークな作品に仕上がっている。

 カップリングの「Flashlight」は、温かみのあるシンセサイザーと幻想的なギターサウンドが特徴のポップ曲。ファンへの心からの愛情と、より広い世界へ向かって共に進んでいこうというメッセージが込められており、東京ドーム公演のアンセムになりそうな楽曲だ。きょう19日には、シングル発売および東京ドーム公演の開催を記念し、2月21日~23日の3日間限定で会場限定販売となる東京ドーム記念盤の発売が決定したことも発表された。

 新シングルを携え、初の東京ドーム公演『2026 RIIZE CONCERT TOUR [RIIZING LOUD] Special Edition in TOKYO DOME』に臨む。今回の東京ドーム3Daysは、RIIZEにとってひとつの到達点であると同時に、新たなスタートでもある。このステージで彼らが何を見せ、どんな景色を描くのか――。K-POP第5世代の未来、そしてK-POP全体の次のフェーズを占う意味でも、非常に重要な公演となるはずだ。RIIZEは今、確実に時代の中心にいる。その瞬間を、東京ドームで目撃すべし。

文・坂本ゆかり


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