自民幹部に裏金議員 選対委員長に西村氏、組織運動本部長に松野氏

2026/02/19 13:20 

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 自民党は19日の総務会で、選対委員長に西村康稔元経済産業相(63)、組織運動本部長に松野博一元官房長官(63)を起用する人事を決めた。ともに自民派閥裏金事件で党の処分を受けていた。選対委員長は「党四役」の一つで事件後に関係議員が就くのは初めて。

 西村氏は政治資金収支報告書で100万円の不記載が発覚し、2024年4月に党員資格停止1年の処分を受けた。処分期間満了後の25年10月末、選対委員長代行への就任が了承された。今回は選対委員長だった古屋圭司氏が衆院憲法審査会長へ就任することに伴い、西村氏が後任となる。

 有村治子総務会長は記者会見で、西村氏について「今まで(選対委員長)代行として実務を分かっている。選挙を勝ち抜くための人事だ」と強調。衆院選で「民意をいただいている」として、裏金関係議員の起用に理解を求めた。

 松野氏は文部科学相などを歴任。21年の岸田文雄内閣で官房長官に就任したが、裏金事件発覚により23年12月に辞任した。自身にも1051万円の不記載があり、24年4月に党役職停止1年の処分を受けた。【高橋祐貴】

毎日新聞

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