黒島結菜、湊かなえ氏の“集大成”映画化主演に思い「ここまで長かったな」

2026/03/18 20:05 

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黒島結菜 (C)ORICON NewS inc.

 俳優の黒島結菜(29)が18日、都内で行われた映画『未来』(5月8日公開)完成披露イベントに登壇。「湊かなえの集大成」と位置づけられた原作小説を映画化した本作で主演を務める思いを語った。

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 本作は、湊かなえ氏がデビュー10周年に発表した渾身の傑作ミステリーを、『ラーゲリより愛を込めて』『護られなかった者たちへ』の瀬々敬久が映画化。複雑な家庭環境で育ちながら教師になる夢をかなえた真唯子(黒島結菜)と、彼女の教え子・章子(山崎七海/崎=たつさき)の二人を軸に展開する物語。

 ある日、章子の元に届いた一通の手紙――差出人は「20年後のわたし」。返信を書き続けることで孤独を支えてきた章子だが、母の恋人からの暴力、いじめ、そして驚くべき事実に追い詰められていく。絶望の果てに章子が導き出す“禁断の計画”。真唯子は、社会の理不尽さに押しつぶされそうになりながらも、必死に彼女を救おうとする。

 1年半ほど前に撮影した本作。黒島に今の思いを聞くと、「ここまで長かったなと。企画のお話をいただいた段階から、本当に大切にこの作品を作り上げていかないといけないなっていう思いがずっとありました。ようやくこうして皆さんに届ける日が迎えられたことは本当にうれしく思いますし、本当に一人でも多くの方に見ていただきたい作品になっています」と述べる。

 本作を通して感じたことを問われると、つらいことがある人に対して「そこに気づける人が、手を差し伸べられる人がどれだけいるだろうかとたくさん考えましたし、手を差し伸べられる人になりたいなと思いました」と語る。「どこかでこういう思いをしている子どもたち、家族がいるんじゃないかなと思いながら生活していきたいですし、あいさつからでも声をかけてあげられる人間になりたいなと思いました」と真剣な眼差しで伝えた。

 「20年後のわたし」からの手紙が物語を動かす本作にちなみ、「20年後の自分にどんな手紙を送りたいか」と質問が。黒島は「50歳くらいですよね…。全然想像がつかないので、今の自分の気持ちや、今こういうことをしているよということを書き留めて送りたいなと思います。20年後に当時の私を思い出してもらって、それが50歳の自分につながるのかなと思います」と想像した。

 完成披露イベントには、山崎、近藤華、坂東龍汰、松坂桃李、北川景子、瀬々敬久監督、湊かなえ氏も登場した。
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