中国・深圳の日本人男児刺殺 初公判開かれる 広州総領事らが傍聴

2025/01/24 11:44 

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 中国南部・広東省深圳市で昨年9月、日本人学校の男子児童(当時10歳)が刺殺された事件で、起訴された中国人男性の初公判が24日、深圳市の裁判所で開かれた。中国側はこれまで犯行の動機や背景を説明しておらず、公判を通じて明らかになるかが焦点だ。

 広東省広州市の日本総領事館によると、貴島善子総領事らの傍聴が認められ、この日午前8時半(日本時間同9時半)ごろ、黒塗りの車で裁判所入りした。日本メディアには裁判は公開されなかった。

 事件は昨年9月18日朝に発生。日本人学校に徒歩で登校中だった男児が40代の中国人男性に刃物で刺され、翌日死亡した。【深圳・松倉佑輔】

毎日新聞

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