トランプ氏「3選」可能にする憲法改正案 共和党下院議員が提出
米連邦議会で共和党のオグルス下院議員が23日、トランプ大統領の「3選」を可能とする憲法改正決議案を提出した。憲法改正のハードルは高く、民主党の一部が同意しなければ不可能なため現実味は薄いが、共和党の「トランプ党」化を象徴する動きといえる。
オグルス氏は声明で「トランプ大統領の決断力を伴ったリーダーシップは、過去4年間の混乱や苦しみ、経済的衰退とは好対照だ。トランプ氏が3期目を務められれば、米国が必要とする力強い指導力を維持できる」と述べた。
合衆国憲法修正22条(1951年成立)により、大統領は原則2期8年までしか務められない。トランプ氏は2024年11月の大統領選で投票した際、当落に関係なく「今回が最後」との認識を示していた。しかし選挙後の共和党下院議員らとの会合で「あなたがたが何かしない限り、再び出馬することはないだろう」と冗談めかして言ったこともある。
憲法改正の発議には、連邦上下両院で3分の2以上の支持、もしくは3分の2の州議会の要請が必要になる。実際に改正するには、さらに4分の3以上の州議会が承認する必要がある。
共和党は連邦上下両院の多数派を占めるが、両院とも過半数をわずかに上回る議席しかなく、州議会で多数派を占める州も3分の2には届いていない。【ワシントン秋山信一】
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