英がトランプ氏を国賓招待 異例の2度目 「王室好き」引き寄せ図る
スターマー英首相は27日に米ホワイトハウスで会談したトランプ大統領に、チャールズ英国王からの国賓としての招待状を手渡した。トランプ氏は1期目にも国賓として訪問しており、異例の2度目となる。トランプ氏は母親がスコットランド出身で「王室好き」だとされ、その場で「光栄だ」と快諾した。
両国はウクライナ情勢や関税を巡って立場が異なるが、スターマー氏は「王室カード」を使うことで、トランプ氏の引き寄せを図った格好だ。
スターマー氏は会談の冒頭で招待状を手渡し、「とても特別で、前例がない。歴史的だ」と持ち上げた。トランプ氏は「素晴らしい」などと言って笑顔を見せた。
トランプ氏は2019年に国賓として訪問し、エリザベス女王(当時)らと会談。英BBCによると、伝統的に2期目の米大統領は国賓としては招かれないという。
トランプ氏の父親はドイツ系だが、母親メアリー・アンさんは1912年にスコットランドのルイス島で生まれ、30年代に米国に移住した。【ワシントン松井聡】
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