海外活動の足がかりか 中国軍、カンボジアに共同拠点を開設
中国国防省は5日、カンボジア南西部のリアム港に中国、カンボジア両軍の共同支援・訓練センターを設置したと発表した。合同訓練やテロ対策、人道支援活動の拠点として活用し、中国軍の兵員も常駐する。中国軍の海外活動の足がかりとなる可能性がある。
センター設置について、中国側は「関連する国際法に合致し、第三者を標的にするものではない。両軍の実務的な協力をさらに強化し、国際的な義務をよりよく果たすことに資する」と主張した。中国軍は既にアフリカ東部のジブチに海外基地を持つが、兵員を配置する新たな海外拠点を公表するのは異例だ。
同じ5日には、現地で中国が支援したリアム海軍基地の拡張工事の落成式典も開かれ、フン・マネット首相や中国軍高官が出席したと、AFP通信が伝えた。
この工事は2022年に着工され、基地は南シナ海に近いタイ湾に面し、マラッカ海峡からインド洋につながる要衝に位置する。このため、米国などからは、支援の見返りとして中国が軍事利用を進めるのではとの懸念が出ていた。
カンボジアは東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の中でも、代表的な「親中国」とされる。一方、トランプ米政権は世界各国への「相互関税」の一環としてカンボジアに49%の高い税率を課すなど、米中対立の影響を受けやすい立場に置かれている。
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、習近平国家主席が今年初めての外遊として、4月中旬にベトナム、マレーシア、カンボジアを歴訪する予定だと報道。実現すれば、中国がトランプ政権に対する途上国の不満を集約し、国際社会での影響力を誇示する機会となりそうだ。【北京・河津啓介】
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