7日からローマ教皇選挙 長年対立で断交状態、中国への対応に注目
フランシスコ前ローマ教皇の死去に伴う次期教皇選挙が7日に始まる。キリスト教カトリックの新たなトップの動向で注目されるのが、断交状態にある中国への対応だ。前教皇は中国との関係修復に尽力し、葬儀で中国語が使われる場面もあった。前教皇の路線が継承されるかどうかは、次期教皇の意向に左右されそうだ。
米CNNなどによると、4月に営まれた前教皇の葬儀では、枢機卿たちがイタリア語やフランス語、アラビア語など6言語に加えて、中国語でも短い祈りをささげた。歴代教皇の葬儀で中国語で祈りがささげられたのは初めてだった。
バチカンは1951年から中国と断交状態となり、欧州で唯一、台湾と外交関係を持つ。中国政府はバチカンによる国内のキリスト教カトリック信者への関与を「内政干渉」とみなし、双方は長年対立してきた。
だが、フランシスコ前教皇は2013年3月の就任以来、中国との関係修復に尽力。18年9月に、司教の任命方法で互いの関与を認める歴史的な暫定合意に達した。【ロンドン福永方人】
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