バルセロナ空港改修へ オーバーツーリズムの悪化に懸念も スペイン
スペイン北東部カタルーニャ州政府は10日、バルセロナ空港の改修計画を承認した。計画には第3滑走路を500メートル延長することが含まれており、完成後は発着便数の増加が見込まれる。
発着数の拡大によって空港機能が強化され、バルセロナの「オーバーツーリズム(観光公害)」がさらに悪化するとの懸念も出ている。
スペインのエルパイス紙などが報じた。改修は空港の運営会社アエナが32億ユーロ(約5300億円)を投じて実施し、2033年までに完成する予定。1時間あたりの運航が現在の80便から90便に増える可能性がある。
アエナは新たな航空会社に発着枠を提供する方針で、東京との直行便も視野に入れているという。
ただし、滑走路の延長は保護対象に指定された周辺の湿地に影響を及ぼす可能性があり、欧州連合(EU)の承認が必要だ。
また、バルセロナでは、観光客が世界中から押し寄せて家賃の高騰やごみ、騒音などの問題を引き起こすオーバーツーリズムが深刻化している。
ロイター通信によると、国政を担う連立与党内からも「バルセロナはすでに限界に達している」として、観光客のさらなる増加を懸念する声が上がっている。【ブリュッセル岡大介】
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