米国とイランがオスロで協議か 実現すれば核施設の空爆後初 米報道
米ニュースサイト「アクシオス」は3日、米国のウィットコフ中東担当特使が来週、ノルウェーの首都オスロで、イランのアラグチ外相との核開発問題を巡る協議の実施を計画していると報じた。実現すれば、6月の米軍によるイランの核施設への空爆後初めての協議となる。
トランプ米大統領は3日、記者団に「イランは話したがっている。私と話したがっていると思う。その時期が来た」などと語った。イランとの交渉について、ウィットコフ氏が「深く関わっており、素晴らしい仕事をしている」とも述べた。
米国とイランは4月以降、計5回の協議を重ねた。だが、米側が求めるイラン国内でのウラン濃縮活動の放棄をイランは受け入れず、行き詰まった。6回目の交渉が6月15日に予定されていたが、その2日前にイスラエルがイランを攻撃し、協議は中止に。米軍もイランの核施設3カ所を現地時間6月22日に空爆した。
米側は空爆後、イランに対して、ウラン濃縮能力を維持した場合は再度の攻撃に踏み切る可能性にも言及しながら譲歩を迫っている。一方で、イランが要求に応じれば、制裁を解除する考えも示す。ウィットコフ氏はイランとの「包括的な和平合意」に意欲を示しており、イラン側の対応が注目される。【ワシントン松井聡】
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