トランプ氏、側近発言を問題視せず 自身評は「独占欲あり依存症的」

2025/12/17 10:30 

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 トランプ米大統領は16日、大衆紙ニューヨーク・ポストの電話インタビューに応じ、側近のワイルズ大統領首席補佐官が米雑誌バニティ・フェア(電子版)で自身を「アルコール依存症の性格」と評したことについて、問題視しない考えを示した。「私は独占欲があり、依存症的な性格だ」などと語り、ワイルズ氏については「素晴らしい」とたたえた。

 同紙によると、トランプ氏は、記事について「読んでいない」とし、「私が聞いたところによると、事実は間違っており、意図的に間違った方向に導かれたインタビューだったと思う」などと述べた。ワイルズ氏を完全に信頼しているかという質問には「彼女は素晴らしい」と答えたという。

 トランプ氏は酒を飲まないことを公言している。兄フレッド氏がアルコール依存症となり、42歳の若さで亡くなったことが理由だ。トランプ氏は電話インタビューで「私は酒を飲まないので幸運だ。もし飲んだらそうなる可能性も十分ある」と話した。【ワシントン西田進一郎】

毎日新聞

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