トランプ氏「高市氏支持」 中間選挙控え実績作りに必死 成果狙いか

2026/02/06 17:43 

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 トランプ米大統領は5日のソーシャルメディアへの投稿で、8日に投開票される日本の衆院選について、高市早苗首相と、自民党、日本維新の会の連立政権を「完全かつ全面的に支持する」と表明した。3月19日にホワイトハウスで高市氏と日米首脳会談を実施する意向も明らかにした。

 日本の国政選挙を巡り、他国の首脳が特定の候補者や政党への支持を表明するのは極めて異例だ。

 トランプ氏は「選挙結果は、日本の将来にとって非常に重要だ」とした上で、「高市首相は強く、パワフルで賢明な指導者であり、かつ、心から祖国を愛する人物であることを証明してきた」と称賛した。

 「米大統領として、彼女とその高く尊敬される連立政権が掲げるものについて、完全かつ全面的な支持を表明することを光栄に思う。彼女は日本国民を決して失望させない! 重要な日曜日の投票に幸運を祈る」とも記した。

 また昨年10月の日本訪問で会談した際の高市氏の印象について「大変感銘を受けた」と評価し、「3月19日に高市首相をホワイトハウスに迎えることを楽しみにしている」とも述べた。

 佐藤啓官房副長官は、トランプ氏の投稿に関し「政府としてコメントすることは差し控える」と述べるにとどめた。

 トランプ氏は11月に中間選挙を控え、有権者にアピールできる経済面での実績作りに必死だ。約5500億ドル(約86兆円)の対米投資など日本との経済分野の協力にも期待を寄せている。衆院選の情勢調査で与党の優勢が伝えられる中、高市政権への支持を鮮明にし、具体的な成果を引き出す狙いもあるとみられる。【ワシントン金寿英】

毎日新聞

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