カナダ・トロントの米領事館に銃弾 警察は中東情勢との関連を捜査

2026/03/11 07:39 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 カナダ東部トロントの米国領事館に10日未明、銃弾が撃ち込まれた。けが人はなかった。トロント近郊では数日前にもシナゴーグ(ユダヤ教会堂)を狙った発砲事件が相次いでおり、警察は「国家安全保障に関わる事件」として捜査を進めている。カナダ各地の米国とイスラエルの在外公館では警備が強化された。

 カナダ放送協会(CBC)などによると、警察は10日午前4時半ごろ、2人組が車から降りて領事館の正面玄関に向け複数発砲した後、逃走したと明らかにした。現場から使用済みの薬きょうが見つかり、建物にも損傷が確認された。中東情勢との関連について警察は「(判断するには)時期尚早」としている。

 トロント近郊では6日以降、3カ所のシナゴーグで発砲事件があり、建物に複数の銃痕が確認された。いずれもけが人は出ていないが、警察は一連の事件との関連を調べている。

 カーニー首相は声明で暴力と威嚇行為を非難し、「法の裁きを受けさせるため、必要なあらゆる手段を講じる」と述べた。【ニューヨーク八田浩輔】

毎日新聞

国際

国際一覧>

写真ニュース