ベラルーシ大統領が金正恩氏と会談へ 対米外交も議論か

2026/03/25 06:49 

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 ベラルーシのルカシェンコ大統領は25日、北朝鮮を公式訪問する。ベラルーシ大統領府の発表によると、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記からの招待を受け、26日まで滞在する。ルカシェンコ氏の訪朝は初とみられ、金氏との首脳会談に臨む。

 ベラルーシは、ウクライナで「特別軍事作戦」を続けるロシアを同盟国として支えている。一方で昨年以来、米国と交渉を重ね、政治犯や外国人の被拘束者らに恩赦を与えてきた。トランプ米政権は見返りに制裁を一部解除したほか、ルカシェンコ氏を米国に招くことも検討しているという。

 今回の訪朝は、共にロシアを軍事支援するベラルーシと北朝鮮の2国間関係の強化が目的とされる。その裏で、両首脳が米国に関して情報や意見を交換する可能性もありそうだ。

 ロイター通信のまとめでは、ルカシェンコ政権による政治犯らへの恩赦で昨年9月に数十人、昨年12月に123人、今年3月中旬に250人が釈放された。一連の恩赦は、対米関係の正常化が目的とされる。

 北朝鮮がロシア支援のために軍部隊を派遣しているのに対し、ベラルーシはこれまで軍の派遣はしていない。【モスクワ真野森作】

毎日新聞

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