韓国スタバが光州事件の日に「戦車デー」イベント 大統領も激怒

2026/05/19 20:33 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 韓国・光州で軍が民主化運動を弾圧し多数の市民が死傷した光州事件(1980年)の追悼行事が18日に行われるのを前に、不適切なイベントを実施したとして、スターバックス・コリアのソン・ジョンヒョン社長が解任された。同社は17日に「5・18タンク(戦車)デー」との文言と共にタンブラーの販売広報を行い、軍による鎮圧を連想させるとして、批判を受けていた。

 広告には「机にドン!」という表現もあり、87年に起きたソウル大生の拷問死事件を想起させるという指摘も相次いでいた。

 李在明(イ・ジェミョン)大統領は18日、「市民たちの血が流れた闘争を侮辱している。低俗な商売人の非人間的な行為に怒りをおぼえる」とX(ツイッター)で批判した。ネットではスターバックス製品の不買を呼びかける声もあがった。

 スターバックス・コリアを傘下に持つ韓国流通大手「新世界グループ」の鄭溶鎮(チョン・ヨンジン)会長は19日、「民主主義のために尽くされてきた全ての方々の苦しみと犠牲を軽く見た、弁解の余地のない過ちだ」との謝罪文を発表。再発防止に向け、マーケティングのあり方を全面的に見直すとした。【安東・日下部元美】

毎日新聞

国際

国際一覧>