フーシ派とサウジ、緊張続く 中国はイラン側に自制要請か

2026/09/18 07:14 

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 イエメンの親イラン武装組織フーシ派とサウジアラビアの間で、軍事的緊張が続いている。サウジメディアは17日、サウジ西部のタイフ上空で迎撃したドローンの破片が落下し、イエメン人住民1人が死亡したと報じた。今月に入ってフーシ派との交戦が激化して以来、国内で初の死者という。イエメンでも17日、サウジ側による攻撃で少なくとも子供を含む4人が死亡したと報じられている。

 中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」によると、フーシ派トップのアブドルマリク・フーシ指導者は17日のテレビ演説で、サウジは「侵略を行った不当な加害者」であると非難。今回の戦闘を始めたのはあくまでサウジ側であり、フーシ派は防衛しているに過ぎないと主張した。

 双方の戦闘が激化する中、ロイター通信はイラン情報筋3人の話として、中国がイランに対し、フーシ派の攻撃を抑制するための協力を求めたと報じた。フーシ派が原油輸送の要衝であるバベルマンデブ海峡周辺や紅海沿岸で急速に勢力を拡大していることを受け、サウジが中国に支援を求めたという。

 報道によると、イラン側は、地域の安定と平和は米国・イスラエルとの戦闘終結にかかっているとの見解を示した。中国外務省はロイターの取材に対し「地域の緊張がイエメンや紅海にさらに波及することは望んでいない。地域の不安定化がエスカレートすることは、いかなる当事者の利益にもならない」と述べた。【カイロ古川幸奈】

毎日新聞

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