「中国への依存低下は戦略的意義」 日台経済安保シンポジウム

2026/09/24 18:55 

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 東アジアなどを取り巻く情勢を考える国際シンポジウム「日台から見た経済安全保障――課題と展望」(一般社団法人アジア調査会主催)が24日、東京都内で開かれた。中国が先端産業に欠かせないレアアース(希土類)輸出規制を強める中、米中が覇権を争う人工知能(AI)を巡る現状や、経済安全保障面での日台協力の重要性などについて議論した。

 パネリストとして、台湾の中華経済研究院国際貿易センター上級副事務局長である李淳氏ら4人が登壇。台湾の蔡英文前政権で外交部次長(副外相に相当)などを務めた李氏は、台湾が中国投資依存から転換した現状などを説明した。

 欧米の状況を踏まえ「民主主義国家が中国依存によるリスクの低下を加速させている。それは中国が(半導体などの)技術を武器に転用する脅威を下げることにもつながる。平和をもたらす戦略的意義があり、抑止力になる。経済発展以上の価値がある」と強調した。

 また、久野新(あらた)・亜細亜大教授、伊藤亜聖(あせい)・東京大准教授、川上桃子・神奈川大教授が日本や中国、台湾の実情などについて、それぞれ講演した。司会はアジア調査会の国分良成会長が務めた。【鈴木玲子】

毎日新聞

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