専用ヘリ案内、パンダ、ワイン…米中首脳、「親密さ」演出に注力

2026/09/25 17:45 

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 「2016年に私が初当選して以来、友情を築いてきた。本当に素晴らしい友情だ」(トランプ米大統領)

 「トランプ大統領と私は互いに尊敬し合っている。個人的な信頼を築き、連絡を取り合ってきた」(中国の習近平国家主席)

 米中両首脳は24日の会談から夕食会までの一連の日程で、親密さの演出に注力した。

 トランプ氏はこの日、習氏を大統領専用ヘリコプター「マリーンワン」の内部に案内。習氏も「友好の使者」とされるジャイアントパンダ2頭が近く米国に到着すると発表した。

 夕食会の冒頭のあいさつでは、両首脳とも歴史に触れながら友好関係を強調した。ホワイトハウスによると、夕食会の準備はトランプ氏の妻メラニア氏が主導。米国産の食材に中国の食文化を融合させたもので、前菜はイエロースクアッシュのスープ、主菜はごまがまぶされたスズキ、チンゲンサイの煮込みなどだった。

 また、1972年に当時のニクソン大統領が現職大統領として初めて中国を訪問し、周恩来首相と乾杯したのと同じカリフォルニア州のスパークリングワインも振る舞われた。トランプ氏は習氏にハクトウワシの置物も贈った。

 一方で、双方は台湾問題のほか、イラン情勢などを巡って基本的な立場の違いがある。会談前に大きな合意を生み出すような準備を進めてこなかったとの見方があり、具体的な内容を伴う実質的な「成果」への期待は高くなかった。これまでの日程では、双方が友好関係の演出を重視していることが鮮明になっている。【ワシントン松井聡】

毎日新聞

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