首相公用車が警護車と接触事故 石破首相は降車後、けが人はなし

2025/02/06 12:25 

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 石破茂首相が使用している公用車が6日午前7時50分ごろ、東京都内のホテル敷地内で警護車両と接触する事故を起こした。首相は直前に降車しており、運転手を含めけが人もいなかった。林芳正官房長官が同日午前の記者会見で明らかにした。

 首相は午前7時45分ごろ、浅井雄一郎あさい農園社長ら農業関係者との朝食会に出席するため、首相公邸を公用車に乗って出発。公用車は会場のホテルで首相を降ろした後、駐車のためバックしたところ、後方の警護車両と接触したという。

 林氏は事故について「首相はそもそも乗車しておらず、乗車していた人にもけがはなく双方の車両の損傷も軽微で日程への影響はなかった」と説明。「事故の原因は警視庁で確認中だが、今後関係者において事故が発生しないよう努める」と述べた。

 首相を乗せた車両を巡っては、昨年12月1日に鳥取市内の交差点付近を走行中に前方の警護車両に追突する事故を起こした。その際も事故は軽微で、首相や乗員にけがはなかった。【園部仁史、鈴木悟】

毎日新聞

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