「建設的で次につながる協議」 日米交渉で石破首相 訪米にも意欲

2025/04/17 10:50 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米国の関税措置を巡り、赤沢亮正経済再生担当相がトランプ米大統領やベッセント財務長官らと会談したことを受け、石破茂首相は17日、「かなり時間をかけて率直かつ建設的な議論があったと報告を受けた。次につながる協議が行われた」と評価した。首相官邸で記者団に語った。

 首相は日米間の立場には隔たりがあるとし「トランプ氏からは国際経済において米国が置かれている状況について率直な認識が示された。赤沢氏からは関税措置は極めて遺憾だと述べ、見直しを強く申し入れた」と説明。今後も閣僚級の協議を続ける考えを示し、自身の訪米については「閣僚級協議の推移を見ながら最も適切な時期に訪米し、トランプ氏と直接会談することを考えている」と述べた。【神山恵】

毎日新聞

政治

政治一覧>