石丸新党、都議選の候補者45人に 2人辞退、2人参院選にくら替え

2025/04/25 18:18 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 地域政党「再生の道」代表の石丸伸二・前広島県安芸高田市長は25日、東京都港区で記者会見を開き、都議選(6月13日告示、22日投開票)では現時点で36選挙区に45人の公認候補を擁立する予定だと明らかにした。

 再生の道は当初、全42選挙区での候補者擁立を目指し、全国から公募。応募してきた1128人を審査し、16日までに48人を合格者として発表していた。さらに、首長経験者の宜保晴毅(ぎぼはるき)・元沖縄県豊見城(とみぐすく)市長を世田谷区の公認候補とし、38選挙区から49人が立候補する予定だった。

 石丸氏によると、その後、合格者のうち2人が辞退を表明。さらに宜保氏を含む2人が参院選比例代表の立候補者にくら替えした。

 合格者のうち、女性の比率は15%で、年齢は25~70歳。77%が年収800万円以上だったという。合格者の選考理由について石丸氏は「仕事ができるかという観点で審査した」と説明した。

 候補者の最終選考では石丸氏が自ら面接し、その様子がユーチューブで公開された。

 石丸氏によると、公開した動画計50本の総再生回数は585・8万回に上った。都内の視聴者数は全体の22%で最多だったという。

 視聴者を年齢別でみると、45歳以上が4分の3を占めたといい、石丸氏は「若い人の人気でなんとかなるとは思っていない。数字が示す通り、マジョリティーは私より上の世代で、その世代が再生の道を支持している」と強調した。【加藤昌平】

毎日新聞

政治

政治一覧>

写真ニュース