<1分で解説>参院選、神奈川で開票遅れが続出 投票率向上が裏目に?

2025/07/22 13:32 

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 20日に投開票された参院選では、神奈川県内で開票作業のトラブルが相次ぎ、開票終了が翌21日午前10時までずれ込んだ例もありました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「神奈川県内の参院選開票トラブル」を解説します。

Q 参院選の開票が遅れたって聞いたよ。どんなトラブルがあったの?

A 神奈川県内の各地で、開票作業が予定より大幅に遅れるトラブルが起きました。

Q どのくらい遅れたのかな。

A 川崎市では選挙区の開票終了が21日午前4時10分、比例代表は午前6時1分になりました。厚木市では21日午前10時までかかりました。

Q 川崎市では何があったの?

A 川崎市では、投票者数を計算する表計算ソフトの設定ミスで、不在者投票や在外投票が二重に計上されてしまいました。そのため、投票箱の中身と大きく数が合わず、原因調査に時間がかかりました。

Q 厚木市のトラブルは何だったの?

A 厚木市では、職員が投票用紙の一部をシステムに入力し忘れたり、打ち間違いをしたりして、投票者数と合わなくなりました。票の数え直しが必要になり、終了が大幅に遅れました。

Q 横浜市でも問題があったの?

A 横浜市でも一部の投票所で投票者の数え間違いがありました。さらに、投票率が上がったことで作業量が増え、開票終了が21日午前3時15分までずれ込みました。

毎日新聞

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