石破首相とインド首相が半導体製造拠点を視察、東北新幹線にも同乗

2025/08/30 19:04 

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 石破茂首相は30日、来日中のインドのモディ首相とともに宮城県を訪問し、半導体製造装置大手・東京エレクトロンの拠点(同県大和町)を視察した。両首脳は29日の会談で、半導体などの分野における安定供給に向けた協力枠組み「経済安全保障イニシアチブ」新設を確認している。

 石破首相は視察後、「両国が双方向で協力し、半導体サプライチェーン(供給網)の強靱(きょうじん)化、経済安保の強化を今後とも推進していきたい」と記者団に語った。

 宮城県訪問にあたり、首相はモディ氏とともに東京駅で東北新幹線「はやぶさ」に乗車し、仙台駅に向かった。新幹線の技術力や安全性をアピールする狙いがある。29日の首脳会談ではインドへの最新の日本式新幹線技術の導入に向けた協力で一致しており、インドは、JR東日本が開発中の新型車両「E10系」を2030年代初頭に導入する方針。

 両首脳は、停車中の新型車両の試験車両をはやぶさ車内から見学した。石破首相は仙台市で開かれたモディ氏らとの昼食会で「インドの地で日本の新幹線がインド人の運転士によって走る姿を見ることを楽しみにしている」と述べた。【大野航太郎】

毎日新聞

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