「新しい流れを」 小泉氏の地元・神奈川からは期待の声 自民総裁選

2025/09/22 20:19 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 22日に告示された石破茂首相の退陣表明に伴う自民党総裁選に、神奈川県内からは小泉進次郎農相(44)=衆院神奈川11区=が2024年の前回選に続いて立候補した。「党を立て直す」との訴えに、地元や関係者からは期待の声が上がった。

 「豊かな感性を生かして新しい流れをつくってほしい」。小泉氏の地元である横須賀市の上地克明市長は22日、定例記者会見でこう語った。

 上地市長は、小泉氏から12日に「出馬の決意を固めたので、よろしくお願いします」と電話があったことを明かした。それに対し「昔の政治家みたいに順番を待つ時代ではない」と激励したという。

 自民県連の梅沢裕之幹事長も取材に応じ、県連会長を務める小泉氏について「身近で(一緒に)仕事をしてきたので期待したい。党をどのように再生し、この国を持って行くのか。正々堂々と戦い抜いてほしい」と話した。

 前回選では河野太郎前デジタル相=衆院神奈川15区=ら9人が立候補。小泉氏は国会議員票がトップだった一方、党員票は3位と伸び悩み、決選投票に進めなかった。

 県連関係者によると、今回は党支持者を抱える県議のほとんどが小泉氏を支持しているという。【福沢光一、蓬田正志】

毎日新聞

政治

政治一覧>

写真ニュース