大阪維新、摂津市議選で3人落選 吉村氏「挑戦的な立候補だった」

2025/09/22 20:22 

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 21日投開票された大阪府摂津市議選(定数19)で、大阪維新の会の公認候補7人のうち、当選は4人にとどまり3人が落選した。維新の吉村洋文代表(府知事)は22日、報道陣に対して「前回4人が当選という中で7人を擁立し、非常に挑戦的な立候補だった。前回と同じ当選者数なので評価は難しい。候補者はよく頑張った」と述べた。

 摂津市議選では、維新は現職3人と新人4人の計7人を擁立した。そのうち当選したのは、現職と新人各2人にとどまった。個人の得票順も10位以下で、参政党公認の2位や国民民主党公認の4位などを下回った。

 2021年の前回選では、維新は4人を擁立し、トップ当選を含めて全員が議席を獲得した。

 吉村代表は「順位はあまり関係ないのではないか。(候補者の)数を絞れば順位は上がる。市議会で数を持って意思形成するためには、チャレンジしたほうがよい」と述べた。

 一方、維新の横山英幸代表代行(大阪市長)は22日、報道陣に「僕らの発信やメッセージがしっかりしていて、党への信頼が高かったら、当選させられたかもしれない。深く反省したい」と述べた。【面川美栄、鈴木拓也】

毎日新聞

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