兵庫県、斎藤知事の定例会見繰り上げ デモと児童下校の時間重なり
兵庫県は1日、斎藤元彦知事の定例記者会見を従来より繰り上げて実施した。会見に合わせて県庁前で続けられている抗議活動と近くの小学校の下校時刻が重なるとして神戸市から対応を求められたため。抗議活動を続ける市民は「抗議の音量は仕方ないが、通行の邪魔にならないようにしている」と強調した。
定例記者会見は原則週1回、午後3時前後に始められていたが、今月から午前中~午後1時台に繰り上げられた。神戸市の要請を受け、県と、会見を共催する県政記者クラブが協議して決めた。
市によると、下校中の児童が大きな音を嫌がって抗議活動が行われている歩道橋を回り道したり、参加者に話しかけられたりして、学校や保護者から懸念の声が上がっていたという。斎藤氏は1日の会見で「表現の自由を尊重しなければいけない面もあるが、寄せられた不安を解消するため」と説明した。
抗議活動は1日も会見時刻に合わせて県庁前の歩道橋付近で実施され、約70人が拡声器などで「斎藤辞めろ」とコールを繰り返した。4月に1人で抗議活動を始めた難波文男さん(43)=同市長田区=は「抗議活動は通路の片側に寄ることを徹底しており、こちらから子どもにこんな小難しい話を振ることは絶対ない」と話す。この日は下校中の中高生も歩道橋を利用し、「歩道橋が封鎖されているのかと思っていた。次からは渡れる」と話す男子生徒もいた。
抗議活動を巡っては9月の県議会でも「躍動の会」の県議が県の騒音規制条例に抵触する可能性を質問。小西康弘・県警本部長は「条例は右翼団体の街宣活動取り締まりが契機」とする一方、表現の自由を抑制しないよう、通常の政治活動や市民運動は取り締まらないとする付帯決議があると改めて説明した。【稲生陽、栗田亨】
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