中国船また鹿児島・奄美沖のEEZ内で海洋調査 日本政府が抗議

2025/10/02 12:25 

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 林芳正官房長官は2日の記者会見で、鹿児島県・奄美大島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、9月28日から中国の海洋調査船がパイプのようなものを海中にのばしているのを海上保安庁が確認したと明らかにした。28、30日、10月1日に活動が確認されており、海上保安庁が活動中止を継続して要求したという。

 林氏は「外交ルートを通じ、中国に我が国の同意を得ない海洋の科学的調査は受け入れられず、極めて遺憾で即時に中止すべきだと抗議した。引き続き毅然(きぜん)かつ冷静に対応していく」と述べた。【竹内望】

毎日新聞

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