「えっ?」 小泉進次郎氏の地元は驚きと落胆 自民総裁選で敗れ

2025/10/04 17:59 

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 4日にあった自民党総裁選の決選投票で、敗れた小泉進次郎農相の地元・神奈川県横須賀市の支援者や市民からは、驚きや落胆とともに、今後に期待する声が上がった。

 この日、市内の小泉氏の事務所には支援者ら約30人が集まり、総裁選の投開票を伝えるテレビ中継を真剣な表情で見守った。

 午後3時前、高市早苗氏が当選した結果が流れると、「えっ?」という驚きの言葉に続き、「あー」と落胆する声が漏れた。しばらくすると、健闘をたたえる拍手が全員から湧き起こった。

 事務所前で報道陣の取材に応じた後援会「進泉会」の鈴木孝博会長(59)は「残念だが、結果を見ると、全国の自民党員から『まだ早い』という評価を受けたのだと思う。まだ44歳なので、もう一度しっかり立て直して再チャレンジしてほしい」と話した。

 京急横須賀中央駅近くで散歩をしていた中村暁子さん(84)は「地元としては残念だが、まだ若いからチャンスはある。敗因は経験の差や、他の候補者と演説の重みが違ったことだと思う」と話し、「お父さん(純一郎元首相)のような政治家になってほしい」と期待を寄せた。【福沢光一、矢野大輝】

毎日新聞

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