立憲民主党の野田佳彦代表は８日、国会内で会談した自民党の高市早苗総裁から、同行した萩生田光一幹事長代行について「傷もの」という言葉で紹介されたと明らかにしました。１分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「高市氏が萩生田氏を『傷もの』と紹介」を解説します。

Ｑ　高市氏はどういう状況で「傷もの」と言ったの？

Ａ　野田氏によると、高市氏が同行した執行部メンバーを紹介する際にその言葉があったそうです。野田氏は「『傷ものが１人』という表現で紹介された」と話しています。

Ｑ　萩生田氏に何があったの？

Ａ　萩生田氏は自民党裏金事件をめぐって１年間の役職停止処分を受け、今年８月には政策秘書（当時）が政治資金規正法違反で罰金の略式命令を受けています。

Ｑ　野田氏はどう思ったのかな。

Ａ　「傷ものという表現には驚いた。非常に気にされているんだろう。痛いところなのかなと思った」と述べています。また、裏金事件については「全然解明されていない。萩生田氏の政策秘書が罰金刑を受けているということもあるので、より説明責任が出てきている」と話しました。