「サナエ」「ジョルジャ」誕生日ケーキのサプライズも 日伊首脳会談

2026/01/16 17:35 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 高市早苗首相は16日、訪日中のイタリアのメローニ首相と初の公式会談を実施し、「サナエ」「ジョルジャ」と名前で呼び合った。昨年11月に短時間懇談した南アフリカでは初対面でハグするなど最初から波長が合う関係だったが、この日のワーキングランチでは、15日に49歳になったばかりのメローニ氏にサプライズで誕生日ケーキを準備し、関係構築を進めた。

 首相官邸でのワーキングランチでは、メニューになかったイタリア国旗と同じ赤緑白3色のろうそくを立てたイチゴのショートケーキが登場。高市氏らが「ハッピーバースデー」の歌をイタリア語で披露し、もてなした。高市氏からはメローニ氏の娘が好きだというハローキティのコップや江戸切り子のピアスなどを贈った。

 高市氏は会談後の共同記者発表で「日伊関係の新たなスタート」と笑みを浮かべ、メローニ氏も「すぐに温かい友情関係が生まれた。非常に波長が合うので、これから強い友情に育つのではないか」と応じた。メローニ氏は自らのX(ツイッター)に、愛好する日本のアニメ風に加工したツーショット写真も投稿した。

 両氏は両国初の女性首相で、保守系で伝統的価値観を重視する政治信条、非世襲のたたき上げの政治家など共通点も多い。日本政府関係者は「相手の懐に飛び込むコミュニケーション能力の高さも共通する」と話す。メローニ氏は欧州各国と関係がぎくしゃくすることも多いトランプ米大統領と、良好な関係を維持していることでも知られている。【田所柳子】

毎日新聞

政治

政治一覧>

写真ニュース