パワハラ疑惑の山中・横浜市長、一部暴言認める 「行き過ぎた表現」

2026/01/16 21:00 

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 横浜市の山中竹春市長(53)が16日、市幹部職員らへの暴言や中傷を繰り返したとされる自身の疑惑について報道陣の取材に応じ、「行き過ぎた表現があった」と一部暴言を認めたうえで、「反省している。言動に一層注意する」と述べた。

 疑惑を内部告発した同市の久保田淳人事部長が15日に記者会見を開き、第三者委員会による調査などを求めていた。

 山中市長は、元副市長や幹部職員らを評し「ポンコツ」「人間のくず」「バカ」などと発言した場面に立ち会ったという久保田氏の告発内容を「あったと思う」と認めた。「市政を良くしたいという思いが出過ぎてしまった」と釈明し、久保田氏に対して「深く申し訳なく思う」と謝罪した。

 さらに国際会議招致を巡り、久保田氏に向かって「できなかったら切腹だからな」と発言した趣旨について「私自身が責任を取らなければいけないという覚悟を示した」と説明。「裏切ったらこれだからな」と言いながら指で銃を撃つ仕草などをした行為も「相手(久保田氏)に向けたわけではない」とし、パワーハラスメントを否定した。一方、告発内容には身に覚えのない言動も含まれるなどとし、「一方的に公表されたことは大変残念」とも語った。

 これを受けて取材に応じた久保田氏は「言い訳ばかり。何が問題か分かっていない。人権感覚を持ってほしい」と訴えた。

 山中市長は横浜市立大医学部教授などを経て2021年の市長選で初当選し、現在2期目。【岡正勝】

毎日新聞

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