暫定予算案、27日閣議決定、国会提出へ 歳出総額約8兆6000億円

2026/03/26 12:23 

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 尾崎正直官房副長官は26日の衆院議院運営委員会理事会で、参院で審議中の2026年度予算案が年度内成立しない場合に備えた暫定予算案を27日に閣議決定し、国会へ提出すると伝えた。この日の理事会では与野党が30日に衆院本会議を開くことで合意し、与党は同日に衆参両院で審議した上で暫定予算を成立させる方針だ。

 政府が27日に閣議決定する暫定予算案の一般会計の歳出総額は約8兆6000億円になる見通し。4月1~11日の11日間分で、政府関係者によると、歳出の主な内訳は、年金や生活保護を含む社会保障関係費が約2兆8000億円、国が地方自治体に配る地方交付税交付金などが約5兆1000億円。人件費や予備費など「その他」は0・7兆円になる見込み。4月から拡充される高校授業料の無償化と小学校給食の無償化の経費も盛り込まれる。

 26年度予算案は衆院を13日に通過したため、憲法の規定で4月11日までに参院が議決しなければ自然成立する。政府は26年度予算案を3月末までの年度内に成立させる方針を崩していないが、少数与党にとどまる参院では野党側の理解が得られておらず、困難な情勢となっている。【森口沙織】

毎日新聞

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