サウジ皇太子、原油など供給拡大「前向きに」 高市首相が要請

2026/04/23 17:30 

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 高市早苗首相は23日、サウジアラビアのムハンマド皇太子と電話協議した。首相は、事実上閉鎖したホルムズ海峡に代わり、サウジが紅海経由で原油を供給することに感謝し、日本へのエネルギー供給拡大に協力を要請した。ムハンマド氏は「前向きに対応したい」と応じた。原油だけでなく石油由来のナフサの供給も念頭に議論したとみられる。

 日本はもともと原油の9割以上を中東に依存し、サウジからの輸入は4割弱で、4割超のアラブ首長国連邦に次ぐ。中東情勢の悪化でアジアなどの各国がサウジに紅海経由での供給を求めている。

 首相はサウジの実権を握るムハンマド氏と、ホルムズ海峡の安全航行を含め、早期の事態沈静化への協力を確認した。サウジの外交的解決に向けた尽力を評価し、邦人退避への協力にも感謝した。【田所柳子】

毎日新聞

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