夏の電気・ガス料金補助、政府検討 冷房需要高まる7~9月に

2026/05/14 10:22 

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 政府が今夏の電気・ガス料金の補助を検討している。中東情勢の悪化で電気・ガス料金の値上がりが見込まれるため、冷房需要が高まる7~9月の補助を視野に入れている。複数の政府関係者が明らかにした。

 原油輸送の要衝であるホルムズ海峡は、イランと米国により事実上の封鎖が続いている。火力発電に用いられる石油や液化天然ガス(LNG)などの価格高騰は今後も避けられない見通しで、家計の負担緩和が必要と判断したとみられる。

 政府による電気・ガス料金の補助は、ロシアのウクライナ侵攻や円安によるエネルギー価格の高騰を受け2023年1月に始まった。25年7~9月と26年1~3月にも実施されている。

 今夏の補助の財源は、26年度予算の予備費1兆円の活用が浮上している。ただ政府は3月に再開したガソリン価格を抑えるための補助金についても、財源の基金が枯渇した際には予備費の活用を念頭に置いており、予備費が足りなくなれば補正予算を編成する可能性もあるという。【中津川甫】

毎日新聞

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