東武動物公園（埼玉県宮代町）で、９年ぶりに生まれたホワイトタイガーの赤ちゃん兄弟が一般公開されている。公開に合わせ、２頭の名前を決める投票も実施している。

　２頭は２０２４年１１月７日に誕生した。同園での赤ちゃん誕生は９年ぶり。バックスペースで飼育されてきたが、体重が順調に増えて足取りもしっかりしてきたため、一般公開が決まった。

　公開は、ネコ科展示スペース「キャットワールド」で、午後１時から２時まで。健康上の配慮や天候などで中止したり、時間を変更したりする場合がある。

　また、園が用意した５組の名前の候補の中から、来場者による投票で最多のものを選ぶ。投票期間は１月２６日まで。

　ホワイトタイガーはインドに生息するベンガルトラの白変種で、現在は飼育下でしか見られない。世界に約２５０頭、国内に約４０頭が飼育されており、同園には兄弟も含めて７頭がいる。【萩原佳孝】