大盤解説会に森内俊之九段が登壇 ファンと質疑応答も 王将戦
ALSOK杯第74期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)第1局が行われている静岡県掛川市で12日、現地大盤解説会が開かれている。
対局場の掛川城二の丸茶室近くにある「大日本報徳社」講堂での大盤解説会には、地元の将棋ファンら約100人が詰めかけた。対局は午後に入り、先手番の永瀬拓矢九段(32)が藤井聡太王将(22)相手に強手を繰り出し、険しい展開に。立会の森内俊之九段(54)が「早い段階で研究から外れて力のぶつかり合いとなっています。対局者が決断すると、一気に戦いが進むことが考えられます」と解説した。
その後、森内九段はファンとの質疑応答に臨んだ。「棋士としての理念、目標は何ですか」と尋ねられた森内九段は「この世界に入った時は、大きなタイトルを取りたいと思い、それを実現するために頑張ってきた。当時は、羽生さん(善治九段)の全盛期でタイトルを独占していたので、それに対抗して勝ちたいと思っていました」と述懐。そのうえで、「勝つのが普通の羽生さんや藤井さんのようなチャンピオンとは目指すものが違います。常勝の藤井さんの気持ちは分かりませんが、努力家で知られる永瀬さんが藤井さんに挑んでいくところは、自分とかぶるところが多いと思います」と語った。
また、印象に残っている対局について質問された森内九段は「自分はよくポカをするタイプですが、名人戦で『50年に1度のミス』と(新聞で)書かれたミスを、2年連続でしたことはよく覚えています」と苦笑いしながら応じた。【武内亮】
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