専門家「南海トラフ想定震源域内、引き続き注意を」 宮崎で震度5弱

2025/01/13 23:11 

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 13日夜に宮崎県で震度5弱を観測した地震について、香川大の金田義行特任教授(地震学)は「南海トラフ巨大地震の想定震源域内で起きた比較的大きな地震で、引き続き注意が必要だ」と話す。

 昨年8月8日に宮崎県沖の日向灘で発生したマグニチュード(M)7・1の地震では、南海トラフ巨大地震の臨時情報(巨大地震注意)が発表された。金田さんは今回の地震はM6・9と昨年8月より規模は小さく、南海トラフ巨大地震との関連は不明だとしたうえで、「巨大地震発生の切迫度が高まっているということを認識しながら、家具の転倒防止など身の回りの対策を進めてほしい」と話した。【山口智】

毎日新聞

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