共通テスト、42人再試験対象に 試験監督ミスなど 2日間で計128人

2025/01/19 21:32 

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 大学入試センターによると、19日に実施された大学入学共通テストで、試験監督の指示ミスなどにより42人が再試験の対象となった。

 埼玉県川口市の県立川口北高校試験場では、19日午前に実施された理科の試験終了前、本来であれば終了10分前に予告のアナウンスをすべきところ、試験監督が誤って終了すると告げた。試験監督はすぐに気づいて訂正し、受験生の動揺を考慮して「試験時間を15秒延長する」と周知したが、実際には10秒しか延長しなかった。延長時間が短くなった理由は不明。試験終了後、受験生から申し立てがあり、同じ部屋で受験していた37人が再試験の対象となった。

 このほか、栃木県と福井県の会場でも、係員のミスにより計5人が再試験の対象となった。

 2日間での再試験対象者は計128人。【斎藤文太郎】

毎日新聞

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