国内最高齢の女性映画監督 山田火砂子さん死去 92歳

2025/02/05 14:47 

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 国内最高齢の女性映画監督として知られる山田火砂子(やまだ・ひさこ、本名・久子=ひさこ)さんが1月13日、92歳で亡くなった。5日、山田さんが社長を務める「現代ぷろだくしょん」が発表した。

 死因は、誤えん性肺炎と敗血症。葬儀は近親者で営んだ。お別れの会は3月25日、東京都新宿区百人町1の17の8のウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会で開かれる。喪主は次女上野有(うえの・あり)さん。

 1932年東京都生まれ。映画監督である夫の製作を支え、96年にアニメ「エンジェルがとんだ日」で監督デビュー。長女に重度の知的障害があることなどから、社会福祉をテーマにした映画を撮り続け、2024年には監督作品10作目となる寺島しのぶさん主演の「わたしのかあさん-天使の詩-」が上映された。

毎日新聞

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